--
ベスト3
胸が大きくなりすぎたがために弾け飛んでしまったブラを求めて百万世界に旅立つという壮大かつ巧みなストーリーテリング、そして高らかに宣言される巨乳プロパガンダからの扇情的なソカビートが、クラウドの脳みそを遙か彼方イスカンダルまでブッとばす2010年屈指のフロアバンガー。巨乳がゆえの苦悩、そして巨大な胸を揺らしてそれでも生きていくというポジティブなメッセージに、コンプレックスにまみれた男たちが今年どれだけ救われたことか。そんな彼女たちの巨乳愛が異常な濃度でほとばしる、セクシーオールシスターズ『セクシー甲子園』はまさに今年を代表する一枚といえる。まさしくマストパイ（乳）である。
リリースされてから約2万回は訴えているが、これが夏にリリースされなかった罪は重すぎる。関係者はかの拳王に逆らったものが収容されたといわれる監獄「カサンドラ」に入ってもらい5万年ぐらいは反省して頂きたい。いかにもアイドルソング然とした歌唱と朗らかトラックで夏アバンチュール感を醸し出してくると思いきや、ひとたびサビに入るや「ココココ」という単語だけで疾走し始める爽快さときたら、魔法のキノコとサクセスを併用して3D化した伊藤英明の恍惚のフェイシングも遠く及ばない。その多幸感に涙ポロポロポポロクロイス物語な民衆はフロアで泣き踊るしかないのだ。神出鬼没に現れてはオーディエンスをなぎ倒し、空高く舞い上げるももクロタイフーン、その勢いは2011年も止まらない……（イトウセーソク）。
・愛はシンプルなカレーライス / NEWS
NEWSの最新シット『Fighting Man』のカップリング。今年ジャニーズで一曲選ぶとしたらこれ！ 意外に思う方もいるかもしれませんが、最初の"君のニキビは 実は僕のせいなんだ"という、まっすーa.k.a.増田の歌い出しでガッツリもってかれてしまいました。なんて説得力のある歌唱。抱かれてー！ 古き良きコモリタアレンジを彷彿とさせるトラックは、何気に好みの仕事をしてくれることでおなじみ中西亮輔氏。同カップリングの『Winter Moon』、さらにAKB48『涙のシーソーゲーム』『予約したクリスマス』も2010年度中西ワークス。いや、達者。
次点
・THE D-MOTION / KAT-TUN
以上、順不同。
0 件のコメント:
コメントを投稿